聴講者用マニュアル

 

 

〔1〕はじめに

 

ウェブ会議システム「Zoom」には多種多様な機能がありますが、不要なトラブルをなるべく避けるため、本マニュアルでは、あえて簡略化した操作方法のみを紹介しています。可能な限り、本マニュアルに沿って操作いただきますよう、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

本マニュアルは、主にPCWindows, Mac)の利用を念頭に置いています。タブレットやスマートフォンを利用される場合は、こちらで公開されているマニュアルを参照されることをおすすめします。なお、端末やOSによっては、資料やチャットが見づらくなる、配布資料を受信できないなどの問題が生じることが予想されます。事前の動作確認をお願いいたします。

最新版の大会プログラムは大会ポータルサイトにてご確認ください。

大会当日は、できるかぎり周囲が静かな環境で、安定したネットワーク回線をご使用のうえ、ご参加ください。当日使用しないアプリは終了しておくことを推奨します。

無用な音声の混入や不安定なネットワークからの接続などにより、ミーティングの運用に支障があると判断される場合には、会場責任者がマイクミュートやミーティング終了などの操作を行なう可能性があります。

 

 

〔2〕Zoomの利用

 

利用する端末に、事前にZoomのアプリをインストールしておいてください。

Zoomアプリのダウンロードはこちらからできます。

PC用アプリの場合は「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードしてください。

 

Zoomの「新規ミーティング」ボタンを押すと、動作確認ができます(「ひとりミーティング」状態になります)。

聴講者はZoomのアカウントを作成する必要はありません。

ハウリングを防ぐために、イヤホン・ヘッドホンならびに外付けマイクの使用を推奨します。

 

 

〔3〕アプリの更新について

 

ご利用中の端末のZoomアプリを最新版に更新願います。アプリのバージョンが最新でない場合、セキュリティに問題が生じるだけでなく、会場への入室ができない可能性があります。Zoomアプリの更新の仕方や最新版のダウンロードの仕方については、こちらのページも参照していただければ幸いです。

 

 

〔4〕会場への入室

 

大会ポータルサイトで最新版の大会プログラムをご確認の上、聴講希望の発表開始3分前までに、各会場に入室するようにしてください。具体的な手順は以下のとおりです。

まず、ポータルサイトの「大会参加者用ページ」に、事前に通知された「共通パスワード」を入力してアクセスしてください。

次に、大会参加者用ページから希望するRoom(@は数字)をクリックしてください。Zoomアプリが自動的に起動します(「Zoomを開きますか?」といったポップアップが出た場合は「Zoomを開く」をクリックしてください)。

「オーディオに参加」という小さめのウィンドウが出ますので、「コンピューターオーディオのテスト」を実施して、マイクとイヤホンの状態を確認してください。そののち、「コンピューターオーディオに参加」を選択してください。

入室後、分科会開始までお待ちください。

 

 

〔5〕聴講の準備

 

入室後は、画面下のメニューバーから「チャット」と「参加者」の画面を開いてください。セッション中に報告者や担当幹事から情報発信をすることがありますので、基本的にこれらの画面は開いたままにしておいてください。

次に、司会担当幹事/発表者/ホスト担当幹事/聴講者を識別しやすいように、自分の表示名を変更してください。

表示名の変更方法

参加者リストの自分の名前にカーソルを合わせて「詳細」をクリック

「名前の変更」を選択

「氏名@所属」のように変更

表示する氏名はカタカナのフルネームで表記してください。例:「ヤマダタミコ@〇〇大学」

※名前の変えかたについてはこちらを参照してください。

 

 

〔6〕全画面表示とその解除

 

Zoomでは画面共有を開始するとアプリが全画面表示に切り替わり、他のアプリなどが操作しづらくなる場合があります。

全画面表示を解除したいときは、画面上部の「オプション表示」メニュー内、または画面右上から「全画面表示の終了」をクリックしてください。キーボードのEscキーを押しても、全画面表示を解除することができます。

 

 

〔7〕マイクとビデオ

 

入室直後はマイクとビデオがオフの状態になっています。もしオンになっている場合は、オフにしてください。

司会からの指示があったら、マイクとビデオをオンにしてください(発言時は普段より大きくはっきり発声することを推奨)。

マイクのオン/オフを切り替える方法:メニューバーの「ミュート解除」をクリック

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ミュートボタンの右隣「^」マークをクリックすると、使用するマイクとスピーカーを選択できます。

ビデオのオン/オフを切り替える方法:メニューバーの「ビデオの開始」をクリック

 

 

〔8〕ビューの切り替え

 

Zoomの表示方法には、話している人のビデオを自動的に大きく表示する「スピーカービュー」と、参加者全員のビデオが同じ大きさに見える「ギャラリービュー」があります。

画面右上にある「スピーカービューへ/ギャラリービューへ」というメニューをクリックすることでビューを切り替えることができます。

 

 

〔9〕配布資料

 

配付資料はポータルサイトの「大会参加者用ページ」にアップロードします。各自で、ダウンロードしてください。

※ セキュリティー上の問題が生じる可能性があることから、原則としてチャットにはURLは書き込まないでください。

 

 

〔10〕拍手

 

発表終了後にマイクのミュートを解除して拍手をすることはお控えください。

メニューバーの「反応」をクリックすると、絵文字を使って「拍手」や「賛成/いいね」の意思表示をすることができますので、ご活用ください。

参加者全員のビデオがオフになっているときなどに「反応」メニューが一時的に見えなくなることがあるようです。大会の進行上、「反応」メニューが使えなくても大きな支障はありませんので、そのままの状態で引き続きZoomをお使いください。

 

 

〔11〕質問・コメント

 

発表に対する質問やコメントは、発表後の質疑応答の時間にチャットで受け付けます(発表中に文章をまとめておくことをおすすめします)。

発表中のチャットは、技術的なトラブル等に関する連絡のためだけに使用しますので、あらかじめご了解ください。

メニューバーの「チャット」をクリックすると、チャット画面が表示されます。送信先が「全員(または皆様)」になっているか確認してから送信をしてください。

質問かコメントかを容易に識別できるよう、質問の場合は「質問:○○○○」と、コメントの場合は「コメント:○○○○」と文頭に入力してください。

司会が質問やコメントを読み上げた後、発表者が返答しますので、そのままお待ちください。

当該聴講者の方で、音声で発言したい方は、司会からの許可を得てからマイクをオンにしてください。

 

 

※ チャットに投稿した質問やコメントが司会に取り上げられない場合は、送信先が「全員(または皆様)」になっているか再確認してください。

 

 

〔12〕会場からの退出

 

聴講者はいつでも会場から退出することができます。

退出する方法:メニューバーの「ミーティングを退出」をクリック

※ 当該会場の「入室用URL」をクリックすることで再入室可能です。

 

 

〔13〕聴講時の注意

 

イヤホンやヘッドホン、外付けマイクの使用を推奨します(PC内蔵のスピーカーやマイクでは、ハウリングが起こりやすくなります)。

マイクとビデオをオフにします。

名前を「ヤマダタロウ@〇〇大学」のように変更します。

発表の録画・録音・キャプチャ・再配布は禁止です。画面の写真撮影も禁止します。

発表に対する質問やコメントは、質疑応答の時間にチャットに投稿します。送信先が「全員(または皆様)」になっていることを確認してください。

質疑応答では、司会がチャットに投稿された質問やコメントを読みあげます。

 

 

〔14〕トラブル時の対処

 

技術的なトラブルが発生した場合は、担当幹事にその旨を伝えてください。担当幹事から対処方法の説明があります。

技術的なトラブルには担当幹事が対応します。発表者・司会などには連絡しないようにしてください。トラブルの内容によっては多少の時間がかかるかもしれませんが、慌てずにお待ちください。

不具合等が生じても十分なサポートができない可能性がありますこと、あらかじめご容赦ください。

 

 

〔15〕接続が遮断された場合

 

万が一接続が遮断された場合には、事前に通知されたURLとパスワードを用いて、当該会場への再接続を試みてください。

再接続がうまくいかない場合には、他の端末・回線を利用できるようでしたら、そちらから接続を試みてください。どうしても再接続できない場合には、大会事務局メールアドレス(wsaj.online2022(at)gmail.com※(at)@に置き換えてください)までご連絡ください。

 

 

〔16〕マニュアルの更新

 

このマニュアルは、今後更新される可能性があります。

マニュアルを更新した際には、ポータルサイトでお知らせしますので、ご確認ください。

 

 

追記:本マニュアルは、日本文化人類学会第54回研究大会・国際ジェンダー学会2020年大会のオンライン開催に際して、参加者(聴講者、発表者、司会)が、Zoomを利用するための手引きとして作成したものに、修正・加筆して作成しました。記して感謝いたします。